自宅でコーヒーを淹れて飲む時はなるべく環境を整えたい。
時間がなければとにかく飲めればいいのでさっと済ますこともありますが、基本的には挽き方を細かく調整してその時の気分との兼ね合いで淹れています。
少し部屋を片して、空気を入れ替えて、顔を洗ったりして気持ちのいい状態を作ってから、コーヒーを淹れて自分が納得のいく空間で飲むと、美味しいというだけでなく気持ちもリラックス出来るというのがベストな自分流のコーヒーブレイクです。
どうも、ベーシストのイナガキセイヤです。
今回は、こっそりくらぶの台無しカバーシリーズで以前カバーさせていただいたBUMP OF CHICKENさんの「天体観測」を、実際に演奏をした自分のベーシストとしての視点を交えて振り返っていきたいと思います。
アーティストと楽曲の概要
最初にアーティストと楽曲の説明です。
BUMP OF CHICKENは幅広い世代、数多くの著名人からも根強い人気のある日本のロックバンド。
メンバー全員が幼馴染で、1994〜1995年からバンドを組み始めていて公式では1996年に結成とされています。2000年に1stシングル「ダイヤモンド」をリリースし、メジャーデビュー。
翌年に2ndシングルとなる「天体観測」をリリース。
累計55万枚以上を売り上げる大ヒットを記録します。
シンプルでキャッチーでありながらバンドっぽさのあるかっこいいサウンドから、バンド初心者や軽音楽部の高校生などが入門曲としてコピーやカバーをすることが多い楽曲です。
楽曲カバーのポイント
冒頭は静かに、原曲の代名詞であるギターリフをバラードチックに鳴らして始まります。
そして、ドラムのカウントでリフのニュアンスを引用したこっそりイントロに入ります。
リフと変なキメの繰り返しで、4回ほど繰り返したら原曲にもありますAメロに入る前のフレーズをそのまま使い次へといきます。
Aメロの最初は歌メロを聴かせる形でギター以外はおとなしくしています。
後半ドラム、ベースが入ってきますが、入るタイミングとしては元のアレンジ通りでも内容は違っていますね。
刻みは16分の感じで細かくなっていて、ベースも合わせてオルタネイトでピッキングしています。
Bメロに入るとギターは変わらず歌メロを弾いていますが、リズム隊はそれとは全く別のフィールでキメを入れています。
台無しシリーズでよくやるパターンのひとつですね。
チグハグに合わせながらも盛り上がっていき、サビ直前でギターの不協和音フレーズが入ります。
電車の信号機の音みたいな不思議なサウンドで流れをガラッと変えます。
そして、この曲のメインであるキャッチーなサビへと気持ちよく入っていきます。
ここのサビはほとんど原曲通りですね。
たまにドラムのねぎとむはタム回しで遊びを入れていますが、ベースにいたっては原曲よりも動きが少ないくらいです。
サビ終わりのボーカルの遊びの部分「OhYeah,Ah」のところで全員が合わせて、冒頭のリフを使ったアウトロへと入っていきます。ここはハーフテンポのような感じになっていますね。
最初のようにキメとの繰り返しではなくリズムはキープしたままのアレンジになっています。そして、最後の小節で2拍ほどスネアの刻みと合わせて締めています。
台無しシリーズでも初期にカバーした曲なのですが、この曲は印象に残っている曲のひとつですね。
一度、いとうこっそりくらぶでライブをした際にも披露させていただいたので、他の曲よりも記憶に残っているのかもしれません。
まとめ
振り返ってみるとやはり驚きのカバーですね。
競馬でいうと、ナイター競走のJpnI開催は大井競馬場。
舞台が舞台、周りは強豪揃いです。
オッズも割れて、誰が勝ってもおかしくない状況。
各馬順調に枠入りして、一斉にスタート。横一線綺麗に揃ったスタートで、各々のペースで位置取りをしていきます。
先頭が大逃げするでもなく、しんがりまでもそう間が空いているわけではありません。
自分はちょうど中間あたりの最内に包まれています。
レースはミドルペースで淡々と進んでいき、最終コーナー回って間もなく最後の直線。ほとんどが同時に仕掛け、それぞれ進路を取るために大きく横に拡がっていきます。
調子は絶好調、順調に脚を伸ばしていきますが周りも同条件。200m手前まで苦しい競り合いが続いて、自分含め4~5頭ほとんど並びながらゴール。
1着、2着はハナ差で3、4着は同着の判定。続きて5着以下もほぼ同じ状況。と
いった感じでしょうか。
以上、台無しカバーの振り返りいかがだったでしょうか。
YouTubeのMotetチャンネルから天体観測の動画が見られますので、よければ改めて見てみて下さい。
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