オトナブルー/新しい学校のリーダーズ【いとうこっそりくらぶ|台無しカバー】

オトナブルー【いとうこっそりくらぶ|台無しカバー】

飲み会なんかでお酒を多量に飲んだその帰りに、1人になってふと冷静になるとなんだか酔いを鮮明に感じてくることがあります。
そういう時にコーヒーを飲みたくなるのは自分だけじゃないはず。
どうやら場合によりけりですが、コーヒーには酔いを醒ましたり二日酔いに効くなどの効果があるとかないとか。どんな時でも様々な恩恵を与えてくれる万能なドリンク。
それがコーヒーというものなんですね。

どうも、ベーシストのイナガキセイヤです。
今回は、こっそりくらぶの台無しカバーシリーズで以前カバーさせていただいた新しい学校のリーダーズさんの「オトナブルー」を、実際に演奏をした自分のベーシストとしての視点を交えて振り返っていきたいと思います。

目次

アーティストと楽曲の概要

最初にアーティストと楽曲の説明です。
新しい学校のリーダーズは4人組のダンスボーカルユニット。2015年に結成、2017年にメジャーデビューをしていて、2021年1月に88risingから海外名義「ATARASHIIGAKKO!」で世界デビューも果たしています。
楽曲「オトナブルー」は2020年にリリースされ、その後ライブで披露した特徴的な首振りダンスがTikTok等のSNSで注目を集めてその振り付けを真似する動画が大流行し、一世を風靡しました。

最初は原曲の通りのキメで入りますが、すぐに奇妙なギターリフで暗雲立ち込める感じを演出しています。
そして、キレ良く全員で合わせてドラムのスネアフラムフィルからイントロの部分に回帰します。Aメロはずっしりと重いリズムで表の拍を強く出したアレンジになっています。
Aメロは2パターンあり、前半は重め。後半はリズムが細かくなり、16分を強調しています。
テンポも少し早めていますね。

Bメロ前ではドラムとベースは7・8・5・9・4の数でキメています。
適当に数字をその場で言い合って決めました。
Bメロは原曲に近い感じで投げる感じですね。

その後、冒頭のキメを再び持ってきています。
いつもの調子で、原曲には無い全く関係のないメロディを次に入れ込んでいます。
明るく、可愛らしい感じですがメロディの動きなのかどことなく狂気ピエロ的なホラーを感じます。

サビ前の繋ぎとして半音の繰り返しで、全員がそれを重ねていくようにしてブレイクをしてサビへといきます。
サビはドラムもハイハットで裏打ちをしていて、ノリが良く気持ちのいい仕上がりですね。
途中ボーカルメロディに合わせています。サビの最後「大人振る」のところを繰り返していき、次第に崩したフレーズにして締めています。

この曲は歌謡曲のようなメロディラインで、ダンスはもちろんですが音としても耳に残るとてもいい楽曲ですよね。
演奏もアレンジも楽しくやらせてもらいました。

楽曲カバーのポイント

競馬でいうと、新潟サマーダッシュ1000メートルレース。もう、駆け抜けるだけ。ですが、位置取りやペース配分ももちろん大事。コースの内派と外派にも別れて、そう簡単には終わりません。スタートはますまずで、2番手3番手辺りまで出ます。先頭はかなり飛ばして差を広げます。ついていかなければゴールまで間に合いません。必死に追いかけて食らいつきます。最後、400~200メートル先頭は下り、後続は伸びてきてだんご状になって、混戦でフィニッシュ。といった感じでしょうか。

以上、台無しカバーの振り返りいかがだったでしょうか。
YouTubeのMotetチャンネルからオトナブルーの動画が見られますので、よければ改めて見てみて下さい。

オトナブルー【いとうこっそりくらぶ|台無しカバー】
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