気候の変化が激しく暑かったり寒かったりを繰り返す今日この頃ですが、冬が苦手な自分は寒さを乗り越え るために、ホットコーヒーの存在は欠かせません。季節関係なく、コーヒーを飲む際は大体ホットでいただ く主義ではありますが、寒空の下飲むホットコーヒーは格別です。みなさんはコーヒーにお砂糖やミルクは どれくらい入れますか?
自分はブラック派です。
どうも、ベーシストのイナガキセイヤです。
今回は、こっそりくらぶの台無しカバーシリーズで以前カバーさせていただいたPerfumeさんの「チョコレイト・ディスコ」を、実際に演奏をした自分のベーシストとしての視点を交えて振り返っていきたいと思いま
す。
アーティストと楽曲の概要
最初に、アーティストと楽曲の説明です。
Perfumeは、世界的名プロデューサーの中田ヤスタカが楽曲プロデュースする言わずと知れた国内外で活躍
する三人組テクノポップユニット。
当楽曲は、その中でも特に一世を風靡したうちの一曲と言えます。リリースは2008年ですが、去年の某情
報番組内でチョコレイトディスコゲームなるものが取り上げられ、再度グループと楽曲の世間的認知度の高
さが見受けられるなど根強い人気を博しています。
楽曲カバーのポイント
こっそりカバーの基本的なアレンジは、メンバー全員で当日スタジオに入りその場で大筋をギターの伊藤が
フィーリングで決めていきます。
この曲は~だから最初はこんな感じがいいかなぁ
と言いながらフレーズなりを弾いていくのに対し
て、自分(ベース)とドラムのねぎとむが合わせて演奏を軽く添えて様子をみる形になります。
この際、大体の場合は突飛なフレージングのリフや原曲と全く別ジャンルのテイストで攻めることが多いで
す。チョコレイト・ディスコも例に漏れず、元々存在しないイントロからの曲入りになっています。
こう始まって、じゃあここで適当にキメを入れてからメインのメロディにいこうか
と有無を言わさず進めていくので、それにひたすら従い各々自分なりに噛み砕いてアレンジしていきます。その後はAメロ、Bメロ、サビと進んでいきますが、ここの流れは大体決まっていたりします。比較的原曲に沿ったアレンジになることが多いです。今回の場合、シリーズでみても割と普通(原曲通り) にBメロまできているので、
サビ前は変なの入れたい
という意見のもとベースかドラムが特に目立ったことをしていなかったということで、サビ前にはしっかりめのドラムフィルをピックアップ的に入れていますね。
そしてサビですが、ここは動画からもわかるように素直に演奏するのが一番気持ち良いのではないでしょうか。
シンプルでありながらも、一度聞けば必ず耳に残るほどキャッチーで良いメロディであり、「このサビきいたことある!」と思う人も多いと思います。
ここのベースのアレンジは、あえて単純さを意識してつくったのですが、弾いていても聞いていても気持ちの良い仕上がりに出来たなと個人的にも気に入っています。
シンプルに普通のサビを弾いてしまったので、最後は逆に変にして終わりたいという捻くれ者三人の総意で台無しにして曲を締めています。いつも通りですね。
まとめ
といった具合に、全体的にノリの良い仕上がりになっているのではないでしょうか。
たくさんカバーをしていると行き詰まることも少なくないのですが、この回は比較的順調にいったのを覚えています。
競馬でいうと、ゲート上手く飛び出してスタートは好調の滑り出し、先頭から二、三番手の好位置に付けて道中ミドルペースでそのままキープ。ラスト4コーナー回って先頭に抜け出し、残り200メートルへ差し掛かっても脚色は衰えずゴールイン。その後、レース途中での斜行とゴール前の妨害が発覚し、審議となり降順といった具合ですね。
真っ直ぐに走れたら良いのですが、まだまだ寄り道をやめられない僕らです。
以上、台無しカバーの振り返りいかがだったでしょうか。
YouTube のMotet チャンネルからチョコレイト・ディスコの動画が見れますので、よければ改めて見てみて
下さい。
今回ご紹介した動画はコチラ
Motet Channel
チョコレイト・ディスコ/Perfume
【いとうこっそりくらぶ|台無しカバー】