映画「追憶(1973)」を観て

今回、前から母に勧められていて、長い間観ていなかった映画「追憶」を観ました!
この映画、まさかの自分が生まれる前の名作!
それでも、今観て良かったです。大人になった今だからこそ分かる追憶の気持ち
切なくて苦しくもなるけれど、何とも言えない追憶の気持ちは悪いものではない。
そんな風に思える作品でした♪
バーブラ・ストライドとロバート・レッドフォードの美しい軌跡。語ります!

↓今回は、Amazonprimevideoで観ました!

追憶 Amazon Primes
目次

映画「追憶(1973)」作品情報

監督
シドニー・ポラック
製作
レイ・スターク
原作
アーサー・ローレンツ
脚本
アーサー・ローレンツ
撮影
ハリー・ストラドリング・Jr.
音楽
マービン・ハムリッシュ

キャスト
バーブラ・ストライサンド、ロバート・レッドフォード、ブラッドフォード・ディルマン
、パトリック・オニール、ロイス・チャイルズ、スーザン・ブレイクリー、サリー・カークランド、ビベカ・リンドフォース、コーネリア・シャープ、ハーブ・エデルマン、ジェームズ・ウッズ

あらすじ

大学で出会った2人は、第二次世界大戦中にニューヨークで再会し、心を通わせる。2人は恋人になり結婚もするが、信じるものを強く持っている彼女と仕事に専念したい彼はすれ違っていく…。

映画「追憶(1973)」の魅力3選

  1. 切なく、美しい
  2. 名曲に心が染みる
  3. 恋する2人が美しい。たっぷり目の保養

①切なく、美しい

まず、バーブラ・ストライサンドが演じるケイティが彼のことを好きすぎて…。
結ばれたとき、喧嘩したとき、再会したとき。そのどれもが切なかったです。
ずっと好きだった人が今ここにいることに感動して泣いてしまう気持ちとか、大切な人と喧嘩をしてしまった時の苦しみとか…。
そうゆう1つ1つがどうしようもなく切なくて。同じような経験をしたことがある人も、ない人も、一緒に恋できると思います。なんといっても、ロバート・レッドフォード、カッコよすぎだ(笑)

恋って、人の気持ちを頂点にもさせるしどん底にも突き落とせる。それを後から振り返ると凄く切なくて美しい。
そんなものだなって思いました。
恋愛映画を観たい人に、断然お勧めです♪

②名曲に心が染みる

「The way we were」
バーブラ・ストライサンド自身が歌うこの曲が、本作全てを物語っているように感じます。
映画中流れるBGMは、ほとんどこの曲1本。物語にピッタリすぎて心が痛い…。

Memories may be beautiful and yet. What’s too painful to remember.
We simply choose to forget(「The way we were」歌詞)

ー想い出は美しいかもしれないけれど、思い出すのは切なすぎる。諦めましょう。

So it’s the laughter we will remember. Whenever we remember.(「The way we were」歌詞)

ー笑い声だけ憶えておくの。思い出すときはいつでも。

この曲を聞くと、2人が愛し合って幸せであった瞬間が切なく美しく浮かぶのです。
昔の思い出とか感傷に浸りたい時にも良いかも。
少し前にはCMでよく使われていた曲らしいですね。
色々な場面で流れるこの曲がこの映画をより感傷的にしていました。
↓「The way we were」

Barbra Streisand – The Way We Were (Official Audio)

③ 恋する2人が美しい。たっぷり目の保養

「幸福の条件」などでも思ったけれど、ロバート・レッドフォードって、本当にとてもカッコ良い…!
ドアを引いて外に出るその仕草とか、階段を下りるとか、それだけでも。すべてがいちいち素敵。
自然なのだけど、どれもがキマってしまっている…。
そうゆう魅力的な表情やしぐさの1つ1つの残像がケイティの中で輝き続けているのだろうと思います。

「昔大好きだった人」みたいな役柄もすごく合っているなと思いました。
とくに2人が愛し合うような幸せなシーンは、本当に美しい。どこを切り取っても2人は絵の中の人物みたい。

ケイティのネイルもいつも可愛らしくて好きでした。あとは2人とも目が透き通っていて、吸い込まれる…。
色んなシーンを切り取って雑誌にしたい。そんな目の保養にピッタリな映画でした。
金髪と透き通った目って、やはり憧れますよね♪

まとめ

誰もが経験したことがある、あるいはこの先経験するかもしれない切ない気持ち。
恋愛って、いくつになっても難しいものですね。恋愛映画は沢山あるけれど、その中でもとても好きな作品でした。
辛い想いはするかもしれないけれど、誰かと誰かが愛し合ったことはどこかでずっと残るもの。
だから、怖がらずに人を愛せる心でいたいです。

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