こんにちは、プロギタリストの私です。
「ギター 初心者 コード」で検索している方の多くは、
- どのコードから覚えればいいかわからない
- 曲に挑戦したいけど、難しそうで不安
- できれば“弾けた感”を早く味わいたい
こう感じているはずです。
結論から言うと、ギター初心者はコードがシンプルな曲から始めるべきです。
この記事では、入門に良いコードがシンプルな曲を具体的な曲名つきで紹介し、
その曲で実際に使われているコードもあわせて解説します。
ギター初心者が覚えるコードは「曲とセット」で考える
いきなりコードだけを覚えても、正直あまり楽しくありません。
ギター初心者こそ、
「このコードを覚えたら、この曲が弾ける」
という成功体験を最優先で作るべきです。
そのためには、
少ないコード数・簡単な押さえ方で成立する曲を選ぶことが重要になります。
入門に良いコードがシンプルな曲①
「Stand by Me」/Ben E. King
使用される主なコード
- C
- Am
- F(※初心者は Fmaj7 などに置き換えてOK)
- G
なぜ初心者向け?
- コード進行がほぼ同じ繰り返し
- テンポがゆっくり
- コードチェンジ練習に最適
C→Am→F→Gという流れは非常に汎用性が高く、
他の曲にも応用しやすいのが大きなメリットです。
入門に良いコードがシンプルな曲②
「Let It Be」/The Beatles
使用される主なコード
- C
- G
- Am
- F
Fコードが出てきますが、
初心者のうちは
- Fを省略する
- Fmaj7に置き換える
といった形で問題ありません。
歌メロがゆったりしているため、
コードに集中しながら弾ける一曲です。
入門に良いコードがシンプルな曲③【邦楽】
「チェリー」/スピッツ
使用される主なコード(初心者向け)
- G
- D
- Em
- C
初心者におすすめな理由
- 日本語曲でリズムが取りやすい
- テンポが安定している
- オープンコード中心
ギター初心者の「最初の1曲」として選ばれることも多く、
挫折しにくい名曲です。
入門に良いコードがシンプルな曲④【邦楽】
「小さな恋のうた」/MONGOL800
使用される主なコード(簡易版)
- G
- D
- Em
- C
なぜ入門向き?
- コード進行が非常にシンプル
- 構成がわかりやすい
- 弾けた時の達成感が大きい
テンポはやや速めですが、
最初はゆっくり練習すれば問題ありません。
「曲を弾き切った!」という感覚を得やすい曲です。
なぜ「コードがシンプルな曲」から始めるべきなのか
プロの立場からはっきり言います。
初心者が難しい曲を選んでも、上達は早くなりません。
コードが複雑な曲は
- 指が追いつかない
- 押さえられない
- 曲として成立しない
という状態になりやすく、挫折の原因になります。
ギター初心者におすすめの練習順序(曲ベース)
- C・G・Am・Em を覚える
- コードがシンプルな曲を1曲選ぶ
- 完璧を目指さず最後まで通す
- リズムを止めずに弾く
この順序を守るだけで、
「自分はギターが弾ける」という感覚を早い段階で得られます。
まとめ|ギター初心者のコード練習は「曲選び」が9割
ギター初心者にとって重要なのは、
- 難しいコードを早く覚えること
- たくさんの曲を知ること
ではありません。
入門に良い、コードがシンプルな曲を1曲しっかり弾けるようになること
これが、結果的に一番の近道です。
まずは今回紹介した曲の中から1曲選び、
あなたの最初のレパートリーにしてください。

