コメディ色が強いもの、ファンタジーの世界へ飛べるもの、悲劇に涙流れるものなど、様々な種類の物語があるミュージカル。
もちろん、ホラーな作品もあります♪
これから夏に向けて、ミュージカルで涼しくなりたい方、グロいものも好きな方にお勧めしたい作品を上げていきたいと思います!
ダークな作品も音楽があることで見やすくなったり、ダンスで独特な雰囲気が生まれたり。
ミュージカルの怖さはまた一味違う!
気になる方は要チェックです♪
1.スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
イギリスの様々な怪奇小説に登場する連続殺人者で理髪師のスウィーニー・トッドが次々にお客を殺していく怖くてグロくて悲しい物語。
音楽は『ウエストサイド・ストーリー』や『イントゥ・ザ・ウッズ』なども作曲し数々の賞を受賞しているスティーヴン・ソンドハイム。
映画版は、ティム・バードン監督&ジョニーデップ主演で上映されました。
残虐で怖い。独特な世界観に震えるミュージカルです。
どんな話?(主なあらすじ)
昔はベンジャミン・バーカーとして、愛する妻と娘と一緒に理髪店を営み幸せに暮らしていたスウィニー・トッド。しかしトッドは、犯罪の濡れ衣を着せられて流罪となります。家に戻った時には愛する妻は自殺してしまったと伝えられます。それからトッドは理髪師として復讐すると誓い、椅子に細工をして訪れた客を地下室へ落とし、喉を刺して殺します。そしてパイ屋のラヴィット夫人に協力してもらいパイに人肉を入れ人肉パイとして売って貰うようになります。
↓ミュージカル『スウィーニー・トッド』HP
https://horipro-stage.jp/stage/sweeneytodd2024/
↓舞台映像
https://youtu.be/pU_FqPCi_7w
2. リトル・ショップ・オブ・ホラーズ
1960年にアメリカで上映されたホラー映画がミュージカル化されたものです。ディズニー映画の音楽も作っているアラン・メンケンが作曲をしているので、音楽も面白いのが魅力。日本では博品館やシアタークリエでも上演されているシュールでホラーなミュージカルです!先が読めない作品なので、よくあるミュージカルらしいミュージカル以外の作品を楽しみたい方も観てみると良いかも!
コメディかと思って楽しんで観ていたら「あれ?おかしいぞ?」とソワソワゾクゾクさせられる面白い作品です。
どんな話?(主なあらすじ)
優しいけど何処か頼りない少年シーモアは花屋で働いていて、店長の娘オードリーに恋をしていました。
ある日、店長はシーモアのドジぶりにウンザリし「何か店の為になることをしないと首にする!」と言い放ちます。シーモアは珍しい植物を店に飾れば店に貢献できると思い、変な植物を持って来ます。それは、オードリーから名前を取って「オードリージュニア」とシーモアが読んでいる枯れかかった変な植物でした。
「その植物を大きくしろ!」と店長に言い放たれたシーモアは、オードリージュニアに肥料を沢山上げますが、全く育ちません。
そんなある日、ひょんなことからシーモアはオードリージュニアの肥料が、人間の血だと気付きます。そして、突然オードリージュニアが口を開きます。
「腹が減った! 飯が食いてぇ!何か食わせろ!」
人間の血をあげないとお腹が空いて騒ぐオードリージュニア。
オードリージュニアに翻弄され、シーモアの運命が段々と狂い始めます。
↓ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』HP
https://www.tohostage.com/little-shop-of-horrors/
↓ミュージカル映像
https://youtu.be/7aLFHFruj0g
3. アダムス・ファミリー
アメリカの作家・チャールズ・アダムス作の一コマ漫画を原作とした作品。独特でお化けな世界観が人気になり、映画は1.2.3と続き、アニメも制作されました。それからついにブロードウェイへ!
ブラックユーモアが好きな方に特にお勧めしたい魅力溢れる作品です。
怖いと言ってもクスリと笑える部分が多いので、怖がりの方でも観やすい作品です♪
どんな話?(あらすじ)
不気味な洋館に暮らす、独特なアダムス・ファミリー。お墓を楽しそうに掘り起こしていたり、取れた手が一人でに歩いていたり、太陽が嫌いだったり、不幸でいることが最高の幸せだと言っていたり。とにかく不思議で不気味な家族。当主のゴメスには、生き別れの兄フェスタ―がいて、もう一度彼に会って一緒に暮らしたいと願っていました。そんなある日、家族の前に突然フェスタ―が現れます。大喜びする家族だが、フェスタ―は、一家の財産を狙う顧問弁護士が送った偽物でした。
↓ミュージカル『アダムス・ファミリー』
https://stage.parco.jp/web/play/addams2017/
まとめ
映画のホラーとは一味違うミュージカルの怖い作品たち。
音楽も楽しみながら是非味わってみて下さい♪