歌の基本、お腹から声を出す方法!ミュージカルの発声レッスンレポート

今回は、前回ミュージカルのヴォーカルレッスンへ行って教わった、歌う時の基本、お腹から声をだす方法を書いていきたいと思います!

私は今まで、お腹を使おうと思いつつも、口先だけで歌っているような声で、平べったく幼い印象の歌声になってしまっていました。
でも、今回のレッスンを受けて、お腹から声を出せるようになると、ビックリするくらい声が変わった!か細い声から、深みのある本格的な声に…!
のびのびとしていて、舞台でも響くような、マイクにも乗りやすいような声。

その方法を書いていきます!

目次

お腹から声を出す方法5選

口先だけでなくお腹から声を出す方法を順番に書いていきます!

1.息をお腹に入れる!

まず、全て息を吐ききります。体の中の息を出るだけ出し切った時、お腹はぺちゃんこに。もう出ないというところまで息を吐ききったら、一気に息を吸い込みます。その時、肩を上げずにお腹が膨らむところを目指すこと。
もしお腹が膨らむ感覚が分かりにくかったら、ベルトをしてみると良いです。前だけでなく360度ベルトが当たっているところを目指していく。
浮き輪状にお腹が膨らむところを目指します。
後ろに入りにくい時は、前かがみになって腰(背中側)に手を当てると分かりやすかったです!

2.その状態をキープ!

お腹が膨らんだら、すぐへこませるのでなく、その状態をキープする
すぐに緩めてしまうと、私の場合、息がすぐになくなってしまいました。
ベルトをしていると、ベルトをお腹で押している感覚があるからわかりやすい!

3.丹田から響かせる場所へ一直線!

次は、丹田(たんでん)を意識します。丹田とはおへその下のあたりの部分のこと。中国から生まれた概念で、「エネルギーの中心となる部分」と言われています。人体のパワースポット的なものだから、意識して鍛えると疲れやストレス、不眠、自律神経の乱れなどに効くらしいです。私の場合、プランクをしている時に力が入るから場所を見つけやすいなと思います!その丹田にギュッと力を入れて、そこから、頭蓋骨に向けて一直線にビームをだすイメージ。
そのスピードは速い方が良いです。遅いと、到達するまでに時間がかかってしまうから、ずり上げたような声になったり音程が悪くなったり、のびのびとした声でなくなってしまいます。もし感覚が掴みにくかったら、骨盤を後傾させるイメージでお尻に力をいれてみる方法もありです。

4.舌、あご、胸、肩は力を抜くこと

丹田から一直線に出したいと思っても、余計な箇所に力が入ってしまうと底を支えにしてしまい、お腹の力を使えなくなってしまいます。
だから、お腹の使い方が分かったら、地につけた足とお腹、響かせる場所の高さ以外はだらんと力を抜くことが大切
力を抜くことで、息の通り道を邪魔する障害物もなくなるし、自然と声が響くようになります。息は、舌の後ろを通るので、その通り道の空洞より前の部分は基本的に力を抜いて落とすイメージです。

5.息がなくなってきても、最後まで吐ききる!

よくありがちなのが、ロングトーンなどで息がたりなくなってくると、苦しくなって胸に力が入ったり喉を閉めてしまって息が続かなくなってしまったりするという現象。
そんな時も、余分な場所に力は入れず、最後までお腹からビームを出し切ります。お腹で息を切るイメージ。そうすることで、ブチっと切らずにすむ。私はここが特に苦手で、息がなくなってくると肩や胸がって上がってきて苦しくなってしまうので、余分な力は抜いて綺麗に最後まで吐ききって音を終わらせられるようにしたいです

〔もしお腹に力が入らなかったら?〕

もし中々お腹から出すイメージが掴めなかったら、片足になって腹筋を使いながら発声をしたり、お尻に力をいれてお尻から空気を突き上げるような感覚でやってみるのもありです。私の場合は、どこかを手で掴みバランスを取りながら片足を後ろに上げて、上体は前身させて足から頭までを斜めに、一直線にして声を出すと良かったです。足の先から真っすぐに頭へビームが行くイメージで出来てお腹から声を出せたことがあります!
人によってそれぞれですが、自分がお腹から声を出しやすい方法が見つかると良いですよね!

まとめ

歌う時に欠かせない「お腹から声を出す」ということ。私はまだまだですが、お腹から声をだして迫力のある曲やバラード、ミュージカルソングも上手に歌えるようになりたいです!是非、参考にしてみて下さい♪

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