―かずき/ギターのある暮らし さんの「ギターを買ったその日に弾けるメロディー動画」を紹介―
ギターを買ってワクワクしたものの、いざ弾こうとすると「思ったより難しい…」「どこを押さえればいいかわからない…」と感じてしまうのは、誰もが通る道です。
そんな“最初の挫折ポイント”を優しく越えさせてくれるのが、YouTubeチャンネル 「かずき/ギターのある暮らし」 の初心者向けレッスン動画。
今回の動画では、ギターを買ったその日から弾ける! をテーマに、誰もが知っている「きらきら星」を使って“音が出せる成功体験”を作る内容になっています。本記事では、動画のポイントをわかりやすくまとめつつ、解説や感想を交えて紹介します。
■「まずは“弾けた!”を感じることが大事」というメッセージ
かずきさんは動画冒頭で、ギター初心者が挫折しやすい理由を丁寧に解説しています。
「ギターは始めた瞬間が一番難しい。だからこそ “今自分は弾けてる!” という感覚を積み重ねることが大切。」
この言葉どおり、今回のレッスンは“難しいことをしない”。
押さえる場所は少なく、1本の弦からスタート。
これならギターを手にしたその日でも、ちゃんと音楽が楽しめます。
■練習曲は「きらきら星」
まずはお手本演奏が流れますが、このメロディが驚くほど綺麗で、「これが初心者でも弾けるの?」と思うほど。
動画では、この曲を最終目標に設定し、最後に伴奏と合わせて弾けるよう構成されています。
■Step1:チューニングは必須!
ギター初心者が最初に覚えるべきは“チューニング”。
どれだけ上手に押さえても、調律が狂っていたら綺麗な音になりません。
動画では別動画への案内もあり、
「弾く前にチューニング」
を確実に習慣化させてくれます。
■Step2:ピックの持ち方を覚える
ピックは「人差し指と親指でつまむ」という基本スタイルを紹介。
かずきさんが実演しながら「角度」「手の形」「向き」を説明してくれるので、初めてでも迷いません。
特に指とピックの向きを揃えるポイントは初心者にありがたい解説です。
■Step3:1本の弦でドレミを弾いてみよう(レベル1)
最初は“簡単すぎるくらい”のステップから始まります。
- 使うのは 5弦(上から2番目)
- 押さえるのは3フレット → 5フレット → 7フレット…
というシンプルな構成。
▼ポイント
フレットの真左を押さえる と音が綺麗に鳴るという解説がとても実践的。
初心者が「音がビビる…」「鳴らない…」とつまずく理由がこの押さえ位置にあるため、これを知るだけで音の出方が劇的に変わります。
■Step4:複数の弦でドレミ(レベル2)
レベル2では、指をフレットの担当制にして進めます。
- 1フレット=人差し指
- 2フレット=中指
- 3フレット=薬指
この“担当分け”はギターの基礎運指で、これを最初に知っておくと後々の上達がスムーズになります。
ここでは開放弦も使いながら、3本の指でスムーズに音を出す練習をしていきます。
■右手強化ポイント:小指を添えて安定させる
かずきさんならではの丁寧ポイントがここ。
初心者は右手が宙に浮いたまま弾こうとしがちで、狙った弦に当てられません。
そこで “右手の小指を軽くボディに添える” ことで、手の位置に支点ができて安定するというコツを紹介。
これだけでピッキングの当たりやすさが格段に上がります。
■Step5:いよいよ「きらきら星」へ!
ここまでドレミを練習してきたので、実は「きらきら星」はその並び替えで弾けるようになっています。
動画ではタブ譜(TAB)の読み方も丁寧に説明。
- 線6本=ギターの6弦
- 数字=押さえるフレット
- 0=開放弦
という基本だけで、初心者でもすぐ理解できます。
最後にはスローテンポでの模範演奏もあり、指の動きとタブ譜を照らし合わせながら練習できます。
■動画を通して感じたこと:
初心者が「できた!」と思えるように、
・段階が細かい
・説明が丁寧
・難しいことをしない
という構成が徹底されています。
かずきさんの動画は、“音楽の楽しさを最初にしっかり感じさせてくれる”点が非常に魅力的。
最初の1時間をどう過ごすかは、その後の継続に大きく関わるため、この動画は「最初の循環」を作ってくれる理想のレッスンといえます。
■まとめ:これからギターを始める人は必ず見てほしい一本
本動画は、
- ギターを買ったばかり
- 音が鳴らなくて困っている
- どこからスタートしていいかわからない
という人にぴったり。
特に “成功体験を最初に作る” というコンセプトが優れており、挫折なく楽しく続けるための道筋をしっかり示してくれます。
これからギターを始めたい人はもちろん、
一度挫折した人にももう一度挑戦するきっかけになる内容でした。
▼ 元動画はこちら
ギター初心者は絶対に見ておくべき内容です。
実際の手元の動きがとても分かりやすいので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

