映画「えんとつ町のプぺル」を観て

最近、ずっと気になっていた映画「えんとつ町のプぺル」を観ました!
一時期話題になっていたのでロザリーナさんの主題歌だけはよく聞いていたのですが、うっとりするような素敵な曲ですよね。
歌詞も聞いていたはずなのに、ずっと、プぺルは少年の名前だと思ってた…。私としたことが(笑)

それは置いておいて、とても素敵なお話でした。色々考えさせられたし、大切なことに気付かされた。
キングコングの西野亮廣さんって、こんなお話を書かれる方なのか。

もしかしたら、コロナの時期だったからこそ響くことも多かった作品かも知れません。
人によって感じたことは違うはずだけど、私も色々感じ、感動しました。
自分が正直に感動したところ、その他色々な情報を詰め込んで。
ネタバレは無しで!書いていきたいと思います♪

↓ロザリーナさんの「えんとつ町のプぺル」MV
(歌詞もメロディーも作品にピッタリで大好き!)

ロザリーナ『えんとつ町のプぺル』Music Video
目次

映画「えんとつ町のプぺル」概要

西野亮廣がプロデューサーとして総勢35名のクリエイターと4年間をかけて制作した絵本「えんとつ町のプぺル」を映画化したもの。前例のない取り組みに人々は賛同し、絵本は70万部を超える大ヒット作となった。
映画は、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した。
製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣
監督:廣田裕介
プペル:窪田正孝
ルビッチ:芦田愛菜
ブルーノ:立川志の輔
ローラ:小池栄子
スコップ:藤森慎吾
レベッカ:諸星すみれ
ドロシー:本泉莉奈
ダン:國村隼
アイパッチ:山内圭哉
スーさん:飯尾和樹(ずん)
アントニオ:伊藤沙莉
デニス:大平祥生(JO1)
レター15世:野間口徹
トシアキ:宮根誠司
町人A:梶原雄太

あらすじ

ルビッチが住む町には、煙突が沢山あった。街から見える空は朝から晩まで煙で覆われていて、誰もがそれを当たり前と思っていた。ある日ルビッチは、全身がゴミでできたごみ人間と出会う。奇妙だと人から嫌われ町から排除されそうになるゴミ人間。ルビッチはそのゴミ人間に、昔父がよく読み聞かせてくれた絵本の中のヒーローと同じ「プぺル」という名前をつける。ルビッチにとって、プぺルは初めての友達だった。そんな時、異端者はすべて排除するという方針を掲げた政府がプぺルとその周りの人たちを排除しようと迫ってくる。その過程で政府が隠している事実や、「空には星がある」と言っていた父の死の原因を知ることになるルビッチ。彼は勇気を出して政府に対抗し、プぺルと一緒に空の星を観るために大きな挑戦をする…。

映画「えんとつ町のプぺル」の魅力三選

  1. 心が温まる物語
  2. 絵がとっても可愛い!綺麗。
  3. 垣間見える作品に込められたメッセージ

① 心が温まる物語

この作品、一人の少年の成長物語でもあり、友情の尊さ、家族の絆の要素もありました。
そのどれもが純粋で、とても素敵。プぺルは何者なのかとずっと思っていたけれど、最後その正体を知ってジーン。だからプぺルはあんなに綺麗で優しいハートを持っていたのだなと。

自分が誰なのかも分かっていなかったプぺルが、何かを思い出す。そしてルビッチに「がんばれ!」って叫ぶ。そのシーンが1番感動しました。

大人になって、煙の中にいて、何も見えない。そんな時でも忘れたくない大切なものが詰まっている物語でした。

ルビッチやプぺルの気持ちを尊重するお母さんやダンもカッコよかった。あと、アントニオの繊細さも好きでした。

②絵がとっても可愛い!綺麗。

1番感動したのは星の描写です。アニメーションってこんなに綺麗な空を描けるのだと、感動して見惚れてしまいました。

絵は、西野さんと35名のイラストレーターさんが協力して書いたらしい。確かに、絵本を作るのだって映画を作るのだって一人で作る必要はないですよね。西野さんと、その想いに賛同した方々。沢山の人の想いの詰まった本作の絵は、本当に綺麗で、素敵でした。

最初の方の、ハロウィンの仮装をした人々が踊っているシーンとかも凄かった。「竜とそばかすの姫」とかでも思ったけれど、最近のアニメってデジタルの技術?が凄いですよね。どうなっているのだろうと、制作過程を覗いてみたくなります。

だから、ロザリーナさんが歌っている主題歌のMVで制作過程を垣間見れて嬉しかったです。

少し話は変わりますが、「えんとつ町のプぺル」は、キングコングさんを含めて沢山の方々が歌っています。
LINEミュージックで色々聞いてみたけれど、どれもそれぞれの雰囲気があって好きです。

③ 垣間見える作品に込められたメッセージ

この作品は、コロナ禍で黒い煙に覆われているような気分になっていた私たちに、希望を与えてくれる作品だと思います。ストーリーは、「信じぬくんだ。たとえ一人になっても」という言葉から始まります。ルビッチの住むえんとつ町は煙で覆われていて、星が見えない。でも、実際に見えたことがなくても、「黒い煙の先には星がある」と言う父の言葉を信じ続けるルビッチ。彼は、周りに馬鹿にされても、誰も信じていなくても、信じ続け勇気を出して行動します。

確かに、見たことがないなら、行ってみないと分からないですもんね。見たこともないのに、周りの言葉に流されて決め付ける町の人々を見て、「私たちもこうなってはいけないな」と思いました。

煙の先にある世界を信じる。見たことがないなら見に行ってみる。見に行かないと何も分からない。その通りです。誰に何といわれても信じ抜け!そんなメッセージに勇気を貰いました。

まとめ

宝物みたいな作品でした!声を担当したキャスト陣も凄く豪華!まだ絵本や本を読んでいないので全部制覇したいと思います。

そして、なぜかいつも流行っているものを少し落ち着いてから遅れて観てしまう私。ワンテンポ遅くではなくて、今度からは気になった時にすぐ劇場へ行ってみようと思います!笑

そうしないと、好きなものを劇場で観るチャンスを逃してしまう…!

ともかく、また一つお気に入りが増えてハッピーです♪

↓「えんとつ町のプペル」公式サイト(外部サイト)
https://poupelle.com/

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