ベース用ヘッドホンアンプのおすすめ3選!使い方や特徴についても解説

スタジオなどでベースを練習するときに、欠かせないものがアンプです。ベースをアンプにつなげることで、楽器本来の迫力あるサウンドを出すことができます。しかし、自宅で練習する場合は、大きな音を出すことができずに困っているという方も多いのではないでしょうか。

そんな時にヘッドホンアンプがあれば、夜間の自宅練習でも騒音を気にすることなく練習に励むことができます。そこで、本記事ではおすすめのベース用ヘッドホンアンプや使い方、それぞれの特徴などを詳しく解説します。

目次

ヘッドホンアンプとは

ヘッドホンアンプとは、ベースに直接差し込むことで、ヘッドホンを使って音を聴くことができるアンプです。また、アンプはベースから送られてきた電気信号を増幅したり、音質を向上させたりすることができます。

エレキベースは、そのまま弾いても小さな音しか出ないため、練習の際にはアンプを用意する必要があります。しかし、自宅でベースを練習したい場合、周囲の環境によって大きな音を出せないという方も少なくありません。

そこで、ヘッドホンアンプをベースにつなげることによって、ヘッドホンやイヤホンでベースの音を聴きながら練習することができます。さらに、ヘッドホンアンプにスマートフォンやCDプレイヤーを接続することで、外部入力の音源も聴きながらベースを弾くことも可能です。

自宅での練習やライブの本番前など、場所を選ばずに使用できるヘッドホンアンプは、ベーシストにとって非常に便利なアイテムといえるでしょう。

ベース用ヘッドホンアンプを使用するメリット

ベース用ヘッドホンアンプを使用するメリットとして、夜間の自宅練習など、大きな音を出せない状況でもアンプから出る音を聴きながら練習できるという点があげられます。エレキベースの場合、アンプにつないで音を出さなければ、楽器本来の能力を引き出すことはできません。

自宅で大きな音を出すのが難しい場合でも、ヘッドホンアンプがあれば騒音を気にせず練習することができるという点は、大きな魅力といえるでしょう。

また、ヘッドホンアンプはサイズが比較的コンパクトなため、持ち運びにも便利というメリットがあります。通常のアンプはサイズが大きく、移動する際に毎回持ち運ぶのは大変です。しかし、ヘッドホンアンプは手のひらサイズのものが多いため移動の負担が少なく、どこでも気軽に使用することができます。

さらに、通常のアンプと比較して価格が安価という点もメリットといえます。ベースの練習にはアンプが欠かせませんが、ヘッドホンアンプであれば1万円以下で購入できるモデルも発売されています。

ヘッドホンアンプはサイズがコンパクトかつ安価で、大きな音を出せない環境でも気軽に使用できるため、ベースを始めるなら購入を検討してみてはいかがでしょうか。

ベース用ヘッドホンアンプの使い方

ベース用ヘッドホンアンプの使い方は種類によって異なりますが、基本的な使い方はシンプルです。まずは、ヘッドホンアンプ本体に電池を入れる、もしくはバッテリーを充電しましょう。続いて、ヘッドホンアンプをベースに直接差し込みます。この時、ヘッドホンアンプの電源が入った状態でベースに接続すると、大きなノイズが発生する場合があるため注意してください。

ベースにヘッドホンアンプを接続したら、ヘッドホンやイヤホンを接続して電源を入れます。ボリュームのツマミを調整し、ベースの音が聞こえるか確認しましょう。音がきちんと聞こえれば、ヘッドホンアンプを使用する準備は完了です。

音源に合わせて練習を行いたい場合は、ヘッドホンアンプにスマートフォンを接続できるモデルもあります。好きな曲に合わせて練習したい方は、ヘッドホンアンプを選ぶ際に別端末を接続できる仕様になっているかチェックしておきましょう。

さらに、ヘッドホンアンプによってはドラムの音源が収録されているものもあり、ひとりで練習する際にもセッションができるようになっています。このような便利な機能があればモチベーションの維持や技術の向上につながります。ぜひ参考にしてみてください。

おすすめのベース用ヘッドホンアンプ3選

・VOX「amPlug2 Bass」

VOXamPlug2 Bass」は、ベース用ヘッドホンアンプのなかでも非常に人気のあるモデルです。amPlugシリーズにはさまざまなモデルがありますが、2007年に発売されて以来のロングセラー商品であり、Amazonではベストセラー商品としてカテゴリーランキング1位を獲得したモデルもあります。そして、amPlugの回路を大幅に改良し、各機能をさらに向上させた第二世代モデルがamPlug2です。

ケーブルを使わずにベースに直接差し込むことができることにくわえて、角度を180度回転させられるため、使用するベースの形状に合わせて調整することが可能です。また、AUX端子が装備されているため、スマートフォンなどを接続して音源を聴きながら練習することができます。さらに、ドラムの音源が9パターン収録されている点も大きな魅力です。

電源は単4乾電池2本となっていますが、最大17時間もの駆動が可能なため、どこでも持ち運んで使用することができます。自宅での練習はもちろん、ライブ前のウォーミングアップなどでも手軽に利用できます。ヘッドホンアンプ選びに迷っている方はぜひチェックしてみてください

・NUX「Mighty Plug Pro MP-3」

NUXMighty Plug Pro MP-3」は、さまざまなエフェクトやIRキャビネットが内蔵されている高性能なヘッドホンアンプです。専用のアプリも用意されており、スマートフォンをBluetoothで接続することで、アプリ上でプリセットやドラムのパターンなどを操作することができます。USBケーブルを使えばパソコンとも接続することができ、サードパーティ製のIRを読み込んだり、プリセットを編集したりすることも可能です。

また、プリセットには好きな音源を7種類も保存して利用することができる「ACTIVE function」という機能も搭載されています。充電式のバッテリーが内蔵されており、約5時間の駆動が可能となっている点も魅力といえるでしょう。

なお、オーディオインターフェイスとして使用することができ、ベースとマイクの音を同時に流すことが可能なため、ライブ配信でも活用できるでしょう。

・Blackstar「amPlug2 FLY Bass」

BlackstaramPlug2 FLY Bass」は手のひらサイズのコンパクト設計で、どこでも気軽に持ち運べるおすすめのヘッドホンアンプです。Classic・Modern・Overdriveという3つのチャンネルが用意されているため、好みのトーンに合わせて選択することができます。また、Hip HopやRock、FunkやR&Bなど6種類のリズムループが内蔵されており、テンポも調整することが可能です。

単4乾電池2本で最大17時間も駆動できるロングライフ設計にくわえて、使用していない時間が30分以上続くと自動的に電源オフになる仕様です。そのため、電池の消耗を節約できる点も魅力といえるでしょう。コンパクトかつ高性能で、Blackstarならではのトーンを手軽に楽しむことができます。気になる方はぜひ購入を検討してみてください。

※以上の掲載情報は2023年12月時点のものです。

まとめ

今回は、おすすめのベース用ヘッドホンアンプや使い方、ヘッドホンアンプの特徴などを解説しました。ベースはひとりで練習する時間も多い傾向にある楽器です。また、最適な環境のなかで練習できているかどうかは、ベースの上達スピードに大きく影響します。

アンプを使って大きな音を出すことができない環境でも、ヘッドホンアンプがあれば周囲に迷惑をかけることなく練習に励むことが可能です。ぜひ本記事を参考にしながら、自分に合ったヘッドホンアンプを探してみてください。

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