この間、WOWOWでミュージカル映画『プロデューサーズ』がやっていたので拝見しました!
本作は、最近だと福田雄一監督が演出し井上芳雄さん、吉沢亮さん、大野拓朗さんなども出演されていた人気ミュージカル。
初めの映画の製作年は1968年ととても前の作品です。
私自身、曲は何曲か知っていたのですが、ちゃんと観たのは今回が初めてでした。
コミカルで面白い作品だったので、ご紹介していきたいと思います!!
作品概要
「コメディ映画の重鎮」とも言われるメル・ブルックス監督の本格的映画進出第一作品が元となっている。初めての監督デビューでメル・ブルックス監督は突然アカデミー賞を受賞した。2001年にはブロードウェイで舞台化され大ヒット。トニー賞で史上最多の12部門受賞した。そしてその舞台劇を新たに映画化したのが本作。
キャスト
・マックス・ビアリストック
ネイサン・レイン
・レオ・ブルーム
マシュー・ブロデリック
・ウーラ
ユマ・サーマン
・フランツ・リーブキン
ウィル・フェレル
・ロジャー・デ・ブリー
ゲーリー・ビーチ
・カルメン・ギア
ロジャー・バート
・ホールド・ミー・タッチ・ミー
アイリーン・エッセル
監督
スーザン・ストローマン
製作・脚本・音楽
メル・ブルックス
製作
ジョナサン・サンガー
脚本
トーマス・ミーハン
あらすじ
1959年ニューヨーク。落ち目の元大物プロデューサー、マックスは悶々とした日々を送っていた。そんな時、帳簿を調べにマックスの元へやってきた会計士のレオは、「ミュージカルが失敗するとプロデューサーは出資金が貰えるため儲かる」という不思議なカラクリを発見する。それを知ったマックスはレオと手を組んで最悪のミュージカルを公演し大コケさせ大儲けしようと企てるが…
↓WOWOW『プロデューサーズ』
https://www.wowow.co.jp/detail/019784
ミュージカル映画『プロデューサーズ』の魅力3選
1.独特なユーモア
この作品、ユーモアに溢れていて頻繁に笑わされました笑
最悪な大コケミュージカルを作ろうとしていても、それがいきすぎて観客がウケてしまうシーンとか凄く好きです。ヒトラーを小バカにして讃えるという炎上確実とも言える笑い。でも実際に観客だったら最初は「え…」と思うけど逆に「ヤバすぎ!」という感じで笑えてきてしまうのだろうなと思います笑
途中ゲイの人たちが登場するのですが、その人たちとの掛け合いも面白い。
所々に挟んでくる小ネタはミュージカル関連のものだったり(アナスタシアやエルファバも登場していました笑)、シニカルなものもあったりとても多い!
その、何でもあり!という清々しい笑いが盛り沢山。さすがメル・ブルックスさん。
笑いたい時におすすめの映画です!
2.ミュージカル好きに嬉しい構造
この映画、なんだかんだミュージカル愛がとても強い映画だと思いました。
制作側のブロードウェイが好きなのだなと感じられる表現や演出が多い。私も一度ブロードウェイに行った事があるのですが、もう一度行きたい!と思わされたのでそうゆう人は多いのではないかなと思います。
CGやカットが多くなくまるで舞台をみているように感じる時もあるのが不思議。
日本版もどんな感じだったのかとても気になりました。ミュージカルが好きな人、気になる人こそみるべきです!
3.ナンバーごとに楽しめる
トニー賞を受賞している作品なので、初めて観た人でもどこか聞いたことがあるナンバーが多いかもしれません。
私がまず好きだったのは「I Wanna Be A Producer」です!どんどん世界が広がっていく演出が面白い。こうゆう空想が盛り上がっていく曲は楽しい!笑
また、ウララがとても可愛らしかったのでウララのナンバーもとても好きでした。ネジが抜けていておバカな雰囲気なのに憎めない感じ。そしてやはり、「春の日のヒトラー」!
この映画の見せ場。ゴージャスで楽しそうにふざける出演者たちがとても良い。
本当にミュージカルを観に行っているような気分になります。曲が多く所々で楽しませてくれるから映画だけれどミュージカルらしくて面白い作品でした♪
まとめ
言葉にするのは難しい、でも笑えてしまう作品でした!
なんでもユーモアに変えてしまおう!という心を感じます。
これは観てみないと分からないので、是非観てみてください♪