『flehmen』の物語の中心にいるのが、ナインライヴズというバンドです。まずはこの四人から紹介しましょう。
歌うのはクロウリー。ステージに立つと別人のように豹変する、二面性のカリスマです。ギターのカシミールは、曲の設計に誇りを持つ職人肌。ベースのボマーは、短く乾いた言葉が似合うハードボイルドな佇まい。ドラムのイーヴルは、正しさとは何かを静かに見つめる、知性の人です。
四人とも、腕も主張も一筋縄ではいきません。けれど、その個がぶつかり、噛み合った瞬間に、ナインライヴズだけの音が立ち上がります。
まずは彼らの音を、一曲分。次回は、ライバルのバンドたちを紹介します。
文責:motet 編集部

