陰のある大人の男に弱い ― そういう自覚のある方に、まず会ってほしい猫がいます。
『flehmen』のバンド「ナインライヴズ」でベースを弾くボマーです。ピンストライプのスーツを着こなし、立ったまま低音を刻むその佇まいは、古き良きハードボイルド映画の探偵のよう。言葉は短く、乾いていて、少し気障。一言が、やけに重い。
派手に主張するわけではありません。けれど、音の土台を支えながら漂わせる色気に、気づけば目を奪われています。"Bomber"(爆撃機)という無骨な名と、くゆらせる煙草。その取り合わせもまた、彼の佇まいに深みを与えています。
寡黙な大人の魅力に弱い方へ。まずは、彼のベースが鳴る一曲を。
文責:motet 編集部

