【名曲で学ぶ映像音楽】フィンガー5「学園天国」リリックビデオ作ってみた。:メイキング編

 

前回は準備編ということで制作前の資料探しやアイデア出しについて解説していきました。
今回はいよいよメイキング編です!

前回の記事はこちら

③メイキング


ずっと同じ演出の繰り返しだと飽きてしまうので、どうアレンジできるか考えてみました。

映像アレンジポイント

  • 図形を変える
     楕円の吹き出しから長方形にしてみたり、テキストだけにして背景と色で違いをつけて動きをつけるなど。テキストの形が変わるということならフォントを変えるのも一つの手かもしれません。
  • 動きを変える
    左から右へ動かしたら今度は左から右へ動かす、上から下に来たら下から上に動かすというように動きの向きを変える。または100px動かしたら反対方向へ50px動かすなど移動量を変えてみる。

この2つだけでもかなりバリエーションが作れそうです。

素材について

素材はフリー素材でも自作でもどちらでも大丈夫です。
今回は欲しい素材がなかったので吹き出しだけ自分で作りました。
画像は拡大すると見た目が悪くなるので、後で困らないように大きめに作ります。

自作するならIllustratorでもフォトショップでも他のソフトやアプリなんでも大丈夫です。形式はjpgかpngにしてください。その時作る動画のサイズによるのですが、今回はFHD(1920 × 1080)に合わせて作ります。

AfterEffectでの編集

新規作成→設定

それでは実際に作ってみましょう。AfterEffectが起動できたら新規コンポジション作成、画像と同じ設定にしてください。30秒以上の動画も作れますが長すぎると編集しづらいので短くワンシーンかワンカットごとに作ると良いと思います。

素材を読み込んで配置していきます。正確に作りたい時はパラメーターで調整しましょう。動きをつける時にも数値で揃えておくと便利なので。

これで素材の配置は終わりました。何個もレイヤー増やしたくない人は同じ場面で同じ動きの素材はまとめて一つの素材にするとか、動きの調整が終わったらプリコンポーズ(右クリック→プリコンポーズ選択)すればまとめられるのでおすすめです。

動きの付け方

動きの付け方を説明する前にキーフレームイージーイーズの付け方を説明しますね。知っている方は飛ばしてください。

キーフレームの打ち方

キーフレームを打ったらキーフレームをドラッグで選択して右クリック→キーフレーム補助→イージーイーズでできます。キーフレームの形が画像のようになったらバッチリです。

なぜ動きに緩急をつけるのか?

準備編でイージーイーズは動きに緩急をつける機能だと言いました。どのソフトやアプリを使ってもリリックビデオを作る際には必ずといっていいほど使われますが(ソフトやアプリによっては手動または追加プラグインが必要なものがあるのでご注意ください。)そもそもなぜ動きに緩急をつける必要があるのでしょうか?

これはあくまで私の理由ですが、それは見ている人を飽きさせないためです。さらにいうと映像を単調にさせないためです。例えばジェットコースターってレールの頂上前とか落下直後とかスピードが変わりますよね。頂上までのゆっくり進んで落下で急激に加速することで乗客にスリルを提供しています。私は映像も同じで動きに緩急をつけることで見る人にスリルや逆に落ち着きをあたえるなど、演出性をもたせることができると考えます。

メイキングによってはとりあえずつけるという説明もあるのですが、自分の意図から外れてしまうということならつけなくてもいいものです。

吹き出しの飛び出し方

  1. 動かしたいレイヤーを選択(レイヤーを左クリック)
  2. キーボードSを押してスケールのパラメータを出す
  3. 動かしたいタイミングでキーフレームを打つ
  4. イージーイーズをかける

テキストを好きな方向に広げる

  1. テキストを複製する。
  2. ずらしたい場所まで移動させる
  3. キーフレームを2つ打つ

    2つ目以降
  4. 複製元のレイヤーより1~2フレームずらす。
  5. これをテキスト増やしたい数だけ繰り返す。

これは私もやり方がわからなくて色々試して一番上手く行った方法をまとめてみました。大量に作る場合もっと効率よく綺麗にできる方法がありそうなので今後の課題ですね。

作例のようにテキストをフチだけにしたいときはこうします。

最後に

以上、フィンガー5の名曲「学園天国」の映像アレンジをしてきましたがいかがだったでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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